子の自立〜立つ鳥跡を濁さず〜
投稿日2025/7/21
子の自立〜立つ鳥跡を濁さず〜
皆様、こんにちは♪
兵庫県在住、美しい暮らしの空間アドバイザー唐須 栄美子(からす えみこ)です。
先週は、22歳になる息子の初めての一人暮らしの準備に追われておりました。
そして、もうすぐお引越しです。
7月に入って1人暮らしをすることが決まり、急遽、物件選びから引っ越しの準備、不用品の処分、そして引っ越しまで約2週間。
何事も早めに終わらせたいせっかちな性格(夏休みの宿題は早めに終わらせるタイプです(笑))と息子だけに任せていては心もとないという母心で、口だけでなく手も出しまくり、作業を効率よく進めていきます。
段取りの中で大変だったのは、新生活に必要なものと必要でないものの分類を、引っ越しの見積もり日までに進めていくことでした。
ここをしっかりやっておかないと、必要のないものまで新居に持ち込むことになり、引っ越し料金に加算されてしまうことになるのです。
また、スムーズな新生活の妨げにもなります。
そうはさせまいという母心で、
『どれ持っていくの?いらんやつどれ。次ここのもの確認して、いらんやつは袋に入れて!』
汗だくになりながら、忙しく口も手も動き回る私とは逆に、どこか涼し気にのんびりと優雅な動きをしている息子のお尻を容赦なく叩きます。
だんだんとエンジンがかかってきた息子は、クローゼットの中を空にし、パソコン周辺を整理し始め、新居では大きすぎるベッドを解体していきます。
暑い中、私にお尻を叩かれながら、一日中慣れない作業をし疲れ果てた息子は、気づけば目を閉じ休憩に入っていました…。
そんなマイペース過ぎる息子を尻目に、とうとう無の境地に入った私は、数日後の粗大ごみ回収のため、
ひたすら分別して運びやすいようにまとめておきます。
【立つ鳥跡を濁さず】ということわざには、
『立ち去るものは、自分のいた場所をキレイに始末してから去るべきだ。』という意味があるそうで、退職や転勤、引っ越しなど、ある場所を離れる際に残された場所が散らかった状態や、
後任者に迷惑をかけるような状態にならないよう、きちんと整理整頓や引き継ぎをしてから去るべきだという教訓を伝えているのだそうです。
暑い中、短期間での引っ越し作業はとても大変でしたが、しっかり片付けと掃除を終え、まだ若い息子が自立への一歩を踏み出せたことにホッとしました。
今まで同様、つかず離れずで口を謹んで、そっと見守っていきたいと思います(笑)
最後まで読んでいただきありがとうございます♪
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