子供が変わるお片付け4
投稿日2023/03/10
子供が変わるお片付け4
皆様、こんにちは!
兵庫県在住、美しい暮らしの空間アドバイザーです。
20代子育て世代のYさん宅のお片付けをお届けしています。
(Yさん、ブログ掲載快諾いただき、ありがとうございます。)
Yさんご夫妻は、築6年の戸建てにお住まい。
Yさん27歳、ご主人29歳、長男(Aくん)4歳、次男(Bくん)2歳の4人家族です。
今日は、洗面所のお片付けをお届けします。
Yさん宅の洗面所には、高さ2メートルある大きな棚がそびえ立っていて、そこに家族の下着やドライヤー、体重計、バスタオル、ルンバ、その他色々雑多のものが棚の上まで置かれていて、圧迫感もあり、とても危険です。
この棚は、ちょい置きの原因にもなっているようです。
棚のものを全部出していくと、棚の上から、子供の思い出の作品がでてきました。
Yさんも「なんでこんなところに?」とビックリ。
Yさんの行動を、少し観察してみると…。
なにか思い出してやりかけると、手に持っているものを とっても自然な動作で、棚など何かの上にちょいと置くクセがあるようです。
そして、そのまま忘れる…。
そんなYさんの後ろを、「あ〜2階行くついでにこれ持って上がって〜!」「あ〜!そっち行くんちょっとこれも〜!」とまるで姑のように追いかける私。
ちょい置きちょい置きと言いながら、ちょいちょい置くのは、半永久的に置きっぱなしになる危険をはらんでいます。
洗濯機の上の窓には、隙間用の掃除機。(充電式なのでコンセントの近くに置かれているそうです)
洗濯機上にも、洗面所にもついついちょい置きしがちのようです。
洗面台の中も全部出して、一つ一つ使用頻度や使い勝手を確認しながら収納場所を決めていきます。
洗面台の下も物の量に余裕があったので、下着を移動したことで余った引き出しを入れました。
引き出しがあると空間を最大限に使うことができ、歯ブラシのストックや子供さんの歯磨きタブレット、髭剃りの部品など細々したものを収めることができ、洗面台下の収納をしっかり活用できたことで、大きな棚にはタオルと洗濯ネットだけになりました。
今後のご家族のちょい置きリスク防止とホコリ対策に、タオルや洗濯ネットの引き出し収納をオススメしましたが、
Yさんは、しばらく考えられて、「リビング収納の中の小さい棚と入れ替えるのはどうだろうか」とおっしゃいました。
早速、高さ2メートルの大きな棚がリビング収納に入るか、サイズを測っていくと、リビング収納の中の斜めの天井に当たらず入りそうです。
リビング収納の中の長細い棚は上下分かれるので、洗面所にコンパクトに置くことができました。
洗面所 before
after
下着を各個人の部屋へ移動したので、洗面所は、元々そんなにたくさんの物がないため、洗面台の収納をしっかり活用するとスッキリと片付きました!
洗面台の上もスッキリしたので、ササッと掃除がしやすくなりました。
後日お伺いした時に、洗面所をひょいと見ると、洗面台周辺にちょい置きもなく、キレイに片付いていて、「ご主人、ちゃんと髭剃り片付けてくれてる!」というと、
Yさんは、言われて初めて気がついたようで「ホンマや。そう言えばちゃんと片付けてくれてるわ。」とびっくりされていました。
片付ける場所が決まっていれば、家族みんなが、そこへきちんと戻すことができるということが分かってホッとしました。
今までは しまう場所が曖昧だったために、ちょい置きしたり、出しっぱなしになって、片付けようという意識にならなかったのかもしれません。
ご家族みんなが、自分のものや使ったものを、簡単にサッと片付けられるように。
洗面所で待機しているルンバも、いつでもスイスイ走れるように。
本当の楽家事をするためにも、Yさん宅の”丸ごとお片付け”は、もう少し続きます。
次回は、リビングをお届けする予定です。
最後まで読んでいただきありがとうございます♪