実家のお片付け8
投稿日2023/01/23
皆様、こんにちは!
兵庫県在住、美しい暮らしの空間アドバイザー唐須 栄美子(からす えみこ)です。
"実家のお片付け"をお届けしています。
私の実家の両親は、築20数年の4LDK一軒家に住んでいます。
母は78歳、父は72歳の高齢夫婦です。
前回のブログでは、生活リズムが変わった上に、毎週末のお片付けで、てんてこ舞いの母とのプチバトルが勃発しました。
まだまだ配慮が足りず、口からキツ〜い一言を吐き出したことを大反省した出来事でした。
安東先生いわく、実家のお片付けでは、よくある話だそうですが、せっかくやるのだから、お互い楽しく気分良くお片付けしたいものです。
母の負担を減らすためにも、父が自ら動くように、どのように働きかけるか?
この課題に向き合いながら、頑張って片付けていきます。
今日は、寝室である和室の完成と、処分する物等の保管場所となっていた物置部屋@のビフォーアフターをお届けします。
寝室の押入れは、全出し→掃除→取捨選択→分類後、寝具関係を中心に収納していきました。
母は、前回のプチバトルはなかったかのように打って変わって、とても張り切って『収納場所が分かるように。』と言って、一生懸命付箋を貼っています。
使い勝手を確認しながら、
『ここにはこれが入って。ここはこれが入ってるんやな。』と一つ一つ引き出しを開けては中を見て、
『わぁ!分かりやすくていいわぁ!』
『そうかそうか。こういう風に収納したらいいんやなぁ。』
などと言いながら、シーツをたたみ直したりと、より美しく収納しようとする姿を見て、とても嬉しくなりました。
父が布団を畳んで収納してくれたのを見て、『どうせ入れるなら、真っ直ぐピシッと入れなさいって安東先生が言ってる。』と、印籠のように安東先生の言葉を伝えると、
元々几帳面な父は、一生懸命ピシッと真っ直ぐ整えて、とってもキレイに収納してくれました。
押入れbefore
押入れafter
整った押入れを見て、さらにやる気アップの父に、テレビ台の中も身支度ゾーンの取捨選択をしてもらいました。
この辺りから、徐々に、父は自ら動くようになりました。
いるいらないの判断も早く、『これは物置に入れとく物やな。』と言うと、すぐ行動に移します。
やるべきことが分かると、すごい行動力です。
"何をやればいいのか"が分からなかったから、"言われたことだけやる父"だったんだと気づきました。
before
after
テレビ台の下は、空っぽになり、父の身支度ゾーンも、パッと見たところ、変わり映えしませんが、必要な物だけになり、スッキリと整いました。
後日、父が、
『部屋がキレイになってきたら、掃除したくなる。』と言って、家中の窓掃除を自ら引き受け、さらに劣化してボロボロのカーテンも新しく買い換えようと言い出しました。
この家に来て20年間、そんなことを一度も言ったことがない父の変化に、母も驚きつつ、とても嬉しそうでした。
両親の頑張りで、無事に寝室が完成しました。
そして最後に、処分する物の一時置き場となっていた物置部屋@のビフォーアフターです。
物置部屋@before(入り口から)
左奥
奥から
after(入り口から)
実家の最大の難所であった2階の3部屋が、ようやくスッキリ片付いたことで、家全体の片付けの目処が立ち、肩の荷がおりてホッとしました。
次回から、いよいよ一階に突入です。
最後まで読んでいただきありがとうございます♪