実家のお片付け12
投稿日2023/02/10
実家のお片付け12
皆様、こんにちは!
兵庫県在住、美しい暮らしの空間アドバイザー唐須 栄美子(からす えみこ)です。
"実家のお片付け"をお届けしています。
私の実家の両親は、築20数年の4LDK一軒家に住んでいます。
母は78歳、父は72歳の高齢夫婦です。
前回、洗面所が終わり、いよいよお片付けも後半となりました。
今日は、リビングに取りかかります。
実家のリビングは、キッチンスペースとリビングスペースをカウンターで仕切った空間で、狭いスペースです。
リビングbefore(キッチン側から撮影)
リビング唯一の収納スペースは、このテレビボードのみです。
隣の和室の作業の際に、押入れの引き出しに、日々溜まる書類の管理スペースを確保していました。
テレビボード上の小引き出しや周辺の書類は、母がキチンと整理して、管理スペースへ収納してくれたので、テレビボードには、家族共有の文房具類、薬類、父の車のキーや腕時計など、よく使う工具類の一部(めったに出番のない工具類は物置へ収納しています)などを収納しました。
細々したものが多いですが、しっかり取捨選択していきました。
引き出しの中after
私が空き箱を使って、あーでもないこーでもないとパズルのように引き出しに入れている様子を見て、父も自ら、工具類の引き出しを空き箱やカゴを使って収納してくれました。
思わず、『お父さん、すごいやん!めっちゃキレイに入れとる!』と褒めると、満更でもなさそうに『おまえさんがやっとるのを真似しただけや』と照れくさそうでした。
全てを私任せにするのではなく、見よう見まねで、自ら手を動かすことで、お片付けのコツが掴め、これから維持していくことができるのではないかと思います。
そして、テレビボードの横の飾り棚も何年も飾りっぱなしでしたが、処分するもの、思い出として仕舞っておく物に分類されると、空っぽになり、置く必要がなくなりました。
あと、このリビングで気になるのが、入り口にかかった暖簾です。
『この暖簾もみんなが触れるとこが衛生的に良くないから、外したほうがいいよ。』と母に話しましたが、
『しょっちゅう洗ってるから。』
『玄関から丸見えになるから。』
と外したがりません。
こういうところは、なかなか頑固な母です。
ところが、年末に暖簾を外し洗濯した際に、私の言葉を思い出し、外してくれました。
あの時に無理やりに『外せ外せ〜!』と言わず、『コロナもあるし、よく考えて』とサラッと放置したことも良かったのかもしれません。
残念ながら、暖簾を外した写真は撮っていませんが、本当にとてもスッキリした印象のリビングになりました。
リビングbefore
after
テレビ周りがスッキリ片付きました!
ソファに座って、しばらくリビングを眺めていた父が、
『あ〜ホンマスッキリして、清々しいなぁ!』
と、とても満足そうでした。
最後まで読んでいただきありがとうございます♪