実家のお片付け1
投稿日2022/12/26
皆様、こんにちは!
兵庫県在住、美しい暮らしの空間アドバイザー唐須 栄美子(からす えみこ)です。
今日から、実家のお片付けをお届けします。
私の実家の両親は、築20数年の4LDK一軒家に住んでいます。
母は78歳、父は72歳の高齢夫婦です。
私には、実家を片付けるにあたって、目標があります。
★田舎から出てきた両親が、働いて働いて、念願叶ってやっと建てた家なのに、いざ建ってみたら、母にとって不満だらけのこの家(特にキッチン)を、少しでも快適に使いやすくしたい。
★年齢を重ねた両親が、お互いに不満に目を向けるのではなく、仲良く安心して快適に暮らせるようにしたい。
これを目指して頑張りたいと思います。
タイミングよく、長年、仕事人間で頑張ってきた72歳の父が、仕事を引退することになり、第2の人生の出発として、一緒にお片付けができるのも本当に楽しみです。
ずっと肉体労働だった父は、まだまだ体力にも自信あり!なので、きっと大活躍間違いなしです!
今まで仕事ばかりで、家のことは全部母におまかせだった父には、これからは、少しずつでも家事に参加できるような収納作りを目指したいと思います。
そして、母がこの家を、少しでも大好きと思える快適な空間を目指して頑張りたいと思います。
実は、私が安東流に出会う約6年ほど前に、一度実家の片付けをしたことがありました。
キッカケは…
夜中に、トイレに行こうとした父が、足をもつれさせてよろめき、タンスに掴まろうとして掴まりきれず、寝ている母の上に尻もちをついたことでした。
幸い母にケガはありませんでしたが、足元をもっと広くしておかないと、つまづいたりして危険だし、地震などでタンスが倒れてきても危ないと思ったそうです。
ちょうどお正月休みで、三が日を過ぎると時間があったので、4日に『なまった体を動かしがてらお片付けしよう』ということで、寝室の家具移動をメインに、中学生だった娘を連れて、実家のお片付けに行きました。
すでに、物置部屋化しつつあった、元子供部屋の一部だけを、娘と一緒に片付けて、タンスを置く場所を確保し、タンスを寝室から移動。
あとは、寝室の押入れは素通りして、元々あったカラーボックスで父の身だしなみゾーンを作って終わり。
こんな報告、もし安東先生が聞いたら、めちゃくちゃ怒られる…。
『押入れどうなってるのー!?押入れからよー!!押入れ、全出ししなさーい!!』
…知りませんでした。
6年前の私は、安東流も知らなくて、お片付けには、納戸や押入れの作り付け収納からという順番があるということを知りもしなかったのです。
その時は、とりあえずタンスがなくなったことで、父は安心して大喜びし、次はリビングもしようとなりましたが、やはりリビングも今思えば、徹底的に全出しして、根気強く取捨選択することもなく、それなりに片付けて終わりました。
それから、約6年経ち、なんとなく寝室とリビングは、表面上は片付いているように見えますが…。
4月に安東先生の動画に出会った私は、安東先生に弟子入りした時に、実家をまるごと片付けようと決意しました。
気になっていた2階にある元子供部屋の2部屋は、私達兄弟がそれぞれ独立してから、どんどん物が増え、凄い状態になっています。
『安東流で、絶対片付けてやる!』という決意が固い私と、ちょうど仕事を引退した父は張り切っていますが、78歳の母だけは、『大変なことが始まる』予感に、とっても不安そうです…。
次回に続きます。