実家のお片付け14
投稿日2023/02/17
実家のお片付け14
皆様、こんにちは!
兵庫県在住、美しい暮らしの空間アドバイザー唐須 栄美子(からす えみこ)です。
"実家のお片付け"をお届けしています。
私の実家の両親は、築20数年の4LDK一軒家に住んでいます。
母は78歳、父は72歳の高齢夫婦です。
前回に引き続き、キッチンをお届けします。
今日は冷蔵庫横の収納の見直しと冷蔵庫の上の物(乾物やお菓子類)の撤去、そして、食器の見直しをしていきます。
冷蔵庫横の収納を、作業のしやすいリビングに引っ張り出してくると、横も後ろも中もホコリや黄ばみと汚れがすごかったです。
この収納があった所に、収納を増やすのと使いやすさを重視して、無印の引き出しにしようかという話をしていましたが、一度掃除してみて使えるなら使おうとなり、ここも父が一生懸命磨いてくれました。
みるみる黄ばみも取れ、キレイになっていくのが気持ちよかったらしく、積極的に、冷蔵庫の上も天井のあっちもこっちもの掃除を、父が担当してくれました。
父が、ルンルンで楽しそうに掃除に励んでくれてる間に、母の取捨選択を手伝いながら、食器棚の全出しをして、掃除をしました。
食器棚の中に引き出しを入れようか悩んでいましたが、棚板を一枚増やすことにしました。
母も、「この際だから思い切りよく処分しよう」と頑張っていました。
キッチンは、特に毎日使うので、母の使いやすさを確認しながら慎重に収納しました。
何度か母に実際の動作をしてもらい、身体の負担が軽減できるように考えました。
カウンター内食器収納after
カウンター横の無印の引き出しには、当初予定より細々したものの収納があり、全て収まらず、困りました。
ここで、しっかり物の住所を決めておかないと、また冷蔵庫の上に置いたりするので、余裕を持たせながら、収納の場所を決めていきます。
無印引き出しafter
母と相談し、食品がある程度減るまでは、和室の押入れの下段左側に、無印の引き出しを入れ、食品庫にすることになりました。
押入れの食品庫には、油や醤油や砂糖、酢、昆布、お茶、コーヒーなど未開封のもの、大量にあるジップロックも収納することになりました。
瓶のものがあるので、少し重いかなと心配でしたが、開けしめしてみながら、「ここにあると、すぐ取り出せて、よく分かっていいわあ。」と大喜びでした。
そして、もう一つ、30キロのお米を、2階へ持って上がるのが大変だから、押入れに置けないだろうかという父の希望がありました。
押入れなので、湿気のことが心配でしたが、そこの対策もして置くことになりました。
30キロの米を2階に持って上がるのは、まだまだ元気だとはいえ、70を越えた父にとって、本当に危険だし大変だっただろうなと思います。
今はできていても、歳を重ねてできなくなることが増えるので、父の負担と心配事が減って良かったなあと思います。
そして、驚きました!
前回、実家に行ってから、2日しか経ってないのに、もう半分ほど完成していました。
母の目線が遮られないように、形を工夫したそうです。
父の優しさ溢れるDIYで、嬉しくなりました。
そして、カウンターの完成がこちらです!
コンセント周りも、ホコリがしないように考え、ルーターも見えないようにスッキリ収納されています。
リビング側には、電話と来客のモニター、キッチン側のカウンターには、ちゃんと電子レンジも設置され、
引き出し収納も増え、とっても機能的になりました。
after
頑張った父を大いに労っていると、母は、まるで自分が作ったかのように、父のDIYの様子を嬉しそうに話してくれました。
キッチンの掃除を仕上げて完成です。
キッチンbefore
after
リビング側から見ても、見違えるようにとってもスッキリしました。
ストレスの多かったキッチンが、使いやすくなり、あちこち何度も開けては嬉しそうな母の様子に、心底(大変だったけど、やってよかったなあ)としみじみ思いました。
次回、丸ごとお片付け最後の玄関をお届けします。
最後まで読んでいただきありがとうございます♪