孤立無援のKさんを救え!3世帯お片付け5
投稿日2024/3/8
孤立無援のKさんを救え!3世帯お片付け5
皆様、こんにちは♪
兵庫県在住、美しい暮らしの空間アドバイザー唐須 栄美子(からす えみこ)です。
Kさん宅のお片付けをお届けしています♪
(ブログ掲載を快諾いただきありがとうございます♪)
Kさん宅は、90歳のご両親、50代のKさん、お年頃の息子さんお2人の3世帯家族です。
3世帯5人で、5LDK、築35年の戸建にお住まいです。
今日は、一階の4畳半の和室のお片付けをお届けします!
5LDKのうち、物置部屋と化した3部屋のうちの3つ目がこの和室です。
before
4畳半の和室には、お母さんの和ダンスの他に小型の家具が並び、部屋中に物がいっぱい、小さな縁側にもいろいろな物が置かれている様子があり、雨戸が開けられない状態でした。
リビングダイニングから近いこの和室は、家族の衣類や、置き場に困った様々な物を放り込みやすく、扉を閉めてしまえば見えないため、気が付けば手が付けられない状況になっていたようです。
まずは、みんなで、部屋中にあふれた服を集め、親子3人のものは2階へどんどん移動していきます。
洋服だけでもかなりの量が2階へ上がりました。
この1階の4畳半の和室は、2階和室で寝ておられるご両親の寝室になるので、この大量の物と向き合い、空っぽにしていきます。
山本アドバイザーと手分けして、床を占領している物を片っ端から、Kさんの前に並べてサポートしていきます。
Kさんも、とにかく目の前に出された物を、片っ端から取捨選択していきます。
細々したものが多く大変でしたが、Kさんの判断のスピードはゆるむどころか加速していきました。
見直ししていくと、思わぬところから”諭吉さんたち”が時々出てくるので、処分する手帳や封筒、バッグの中なども慎重に確認していきますが、宝探しのようで発見するたびに盛り上がりました♪
『これはどうでしょう?』と優しく寄り添い、取捨選択をサポート中の山本アドバイザー
ご両親の物については、Kさんは、ご両親の意向を確認し、ちゃんと慎重に判断され、現役の頃のお母さんの趣味のお道具も厳選して残されました。
趣味の物は、どれも使わなくなってから随分と経っているようでしたが、一部を思い出として残し、状態の良い物は知り合いの教室へ寄付することになりました。
部屋を占領していた物の見直しが終わり、小さな縁側に溢れた物もなくなり、やっと、何年も開けることができなかった雨戸が開けられました!
劣化しボロボロの網戸を確認中の職人のような小野アドバイザー
薄暗かった和室が明るくなり、『わぁ〜♪』と歓声が上がります。
次は、お母さんの大切な和ダンスを仏間へ移動させますが、和ダンスの上にも箱がいっぱいです…!
この状態は、とても危険です。
ホコリだらけの箱も全て下ろし、和ダンスの引き出しを抜くと、またまた見直す物で部屋がいっぱいになりましたが、引き出しの中は一旦このままで仏間へ運びます。
安定した筋肉で家具移動中の花岡アドバイザーと小野アドバイザー(奥)
また縁側の奥からは、安東先生がおすすめしていないメタルラックが…!
ホコリだらけのメタルラックは、花岡アドバイザーがキレイに掃除してくれて、一旦2階の洋服部屋に移動し、Kさんの洋服をかけるのに活用します。
(一時的な使用目的です)
たった4畳半のスペースですが、なかなか一筋縄ではいかない難関でした。
残すは、3台の小型家具と押入れですが、押入れからも大量の物が溢れるように出てきます。
できれば、この部屋には2組の布団のみとし、ご両親の物は、広い押入れに全て収納したいところですが、まだ2階の寝室には、見直さなければならないご両親の物がたくさんあります。
Kさんの果てしなく続く怒涛の見直しは、まだまだ続きます。
長くなりましたので、次回に続きます!
最後まで読んでいただきありがとうございます♪
月・金の朝6:00にブログを定期更新しています。
またのお越しをお待ちしております!