実家、再び3 元弟の部屋
投稿日2023/11/3
実家、再び3 元弟の部屋
皆様、こんにちは!
兵庫県在住、美しい暮らしの空間アドバイザーです。
実家を丸ごと片付けて、1年。
未だに残る弟の物がキッカケで、再び片付けを始めることになりました。
前回の外の物置に引き続き、今回は、片付けのキッカケにもなった問題の元弟の部屋です。
1年経った現在、こんな状態になっていました…。
ハンガーラックと布団干し以外は、弟の物なので、それらがなくなっていればスッキリしているはず…でした。
父には、何度も釘を刺していたので、新居完成後、弟が来た時に、弟と一緒に屋根裏から下ろして、新居へ持って帰るように話してくれたようでした。
ところが、弟は、滅多に実家に行くことがないのに、少〜しずつ少〜しずつしか持って帰らないので、いつまで経っても減っていかず、この状態でした。
(持って帰っても置くところがないのなら、サッサと処分したらいいのに。)と思いながら、一旦、弟の物は置いといて、収納の中から見直していくことにしました。
私が収納の中の物を出している後ろで、母が何やらゴソゴソしています。
振り返ると、弟の要らない物ゾーンをゴソゴソしていました。
そして、『これ、まだ使えるのに…。』とブツクサ言いながら、拾い上げています。
母の様子をしばらく眺めていると、あれもこれも拾い上げてきそうな感じだったので、『今あるもので十分じゃないん?』と声をかけたものの、(母には母なりの思いがあるかもしれない)と思い直し、『もし、いるんやったら入れ替えたら?』と言った途端、
嬉しそうに、『そやな。入れ替えたらいいやんな!』と、さらにゴソゴソし始めてたので、『もうそれ以上、いらん物を拾わんとき。』と慌てて止めました。
なかなか処分しないでそのまま放置している原因は、母にもあるようでした。
母の判断を鈍らせるのは、『まだ使えるのに』という長年培ってきた"もったいない精神"でした。
before(現在)
一年前のアフターはこちら↓
1年の間に、雑多なものが色々増えています。
拾い上げた物の1つ。
何年も屋根裏にほったらかしだった白いタンクは、災害時に水を入れるのに使うということなので、ちゃんと消毒して使うことを話して、保管することになりました。
収納の中を全出し、掃除して、母に取捨選択してもらいます。
ここには、母が溜めたナイロン袋や紙袋なども入れてありました。
ナイロンも紙袋も、1年前の母は、確認しながら取捨選択したものの、『今はナイロン袋もタダではもらえないから!』と言って、片付けでゴミの処理にできるだけ消費するようにしましたが、残りはは全て保管していました。
ところが、今回私が紙袋を大きさごとに分けていると、『この大きさの紙袋は意外と使いにくいから要らんわ。』『この大きなナイロンも使わないから要らんわ。』と、思いがけず処分するものも出ました。
そして、母は自らちょうどいい箱を探し始め、私が見守る中、自分で入れ替えてくれました。
一年前は、大量の物の取捨選択の嵐で、とてもじゃないけど、母に細かいことを考える余裕など、どこにもありませんでしたが、今回はとても丁寧に自分なりに使いやすさを考える余裕が出てきたようでした。
そして、作り付け収納の完成です。
after
1年ぶりに見直してみて、かかった時間や手間を考えると、すごく早く簡単に見直せるので、やはり見直して良かったと思いました。
両親は、正直なところ、やりたくない気持ち満載なので、今回は最後まで片付け切ることが出来るか微妙ですが、なんとか頑張ってもらいたいです。
この部屋の収納は完成ですが、ここの部屋全体の完成は、弟の物を含め、処分する物を集めたりするので、もう少し先の紹介になりそうです。
次回も"実家のお片付け、再び"続きます。
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