実家のお片付け15
投稿日2023/02/20
実家のお片付け15
皆様、こんにちは!
兵庫県在住、美しい暮らしの空間アドバイザーです。
"実家のお片付け"をお届けしています。
私の実家の両親は、築20数年の4LDK一軒家に住んでいます。
母は78歳、父は72歳の高齢夫婦です。
今日はいよいよ最後の玄関です。
玄関 before
玄関の上がり口のこの棚から、見直していきます。
引き出しには、のこぎりなどの工具や雑多なものが入っていたので、父に見直してもらいました。
扉の中は殺虫剤多数、家具お手入れ用のスプレー、皮製品のスプレーなどが収納されていたので、見直したり、掃除用の場所へ移動しました。
after
靴箱 before
扉には白いカビのようなものが付着していました。
靴箱は湿気が気になる場所です。
物を詰め込みすぎると、大変です。
ここも掃除がたいへんでした。
上からどんどん出していきました。
途中ビールの缶が4本出てきて「なんで?靴箱に?」とびっくりしましたが、母曰く、賞味期限の切れたビールを、ナメクジ退治に使うのだそうです。
なので、殺虫剤の場所へ移動しておきました。
(ネットで調べたら、ビール+塩でおびき寄せて駆除することができるようです。)
掃除にハマった父が、「お父さんに掃除は任せて!」と言ってくれたので、固く絞った雑巾と乾拭き用の雑巾を渡し、お任せしました。
その間に、母を手伝いながら、取捨選択です。
靴以外に、自転車のカゴカバーが4つ、物干しカバーが2つ、軍手がゴロゴロ、レジャーシートが5枚、保冷バッグが6つ、掃除用品などなど、細々したものが、なんだかんだ突っ込んでありました。
靴箱から全出しすると、物の量に圧倒されてしまうようで、最初は母の動きが鈍るので、一つ一つ聞きながら、要るものをカゴに入れて行きました。
しばらく一緒にしていきます。
しばらく手伝うと、自分でどんどんできるようになっていくので、そのあたりから、収納にとりかかりました。
出番の少ない冠婚葬祭用の靴は上へ。
レジャーシートも6枚ありましたが、3枚に絞って上の方へ。
掃除シートなどは取りやすい場所へ。
母に確認しながら、どんどん収納していきます。
普段履く靴の場所からは、たくさんの乾燥剤がでてきました。
(30個くらいは余裕でありました。)
靴は一足くらいしか処分する物はありませんでしたが、雑多な物を処分し、キッチリ収納していくと、とてもすっきりしました。
after
玄関も無事に完成です。
これで、実家の丸ごとお片付けはすべて完了です。
昨年10月から始まり、約2ヶ月間、毎週土日と祝日に通いながら、両親と3人で頑張りました。
お片付けには、【体力】【気力】【精神力】が必要になります。
高齢の両親、特に母にとっては、本当に大変なことばかりでした。
片付けは、長引けば長引くほど、体力も気力も精神力もすり減らしてしまいます。
年内目標でしたが、予想以上に両親の頑張りがあったおかげで、とっても早く片付きました。
無事に家が丸ごと片付き、両親は心からホッとし「本当に片付けて良かった」と大喜びでした。
「2人では、絶対ここまで片付けることはできなかった。」
「いつかやろういつかやろうと思いながら、結局何年も何十年もできなかった。」
「大量に出たゴミの処分がこんなに大変だと思わなかった。」
「まるで家が生き返ったようで、気持ちも清々しく軽くなった。」
「安東流の片付けは、(いい意味で)思っていたのと違っていた。」
こんな感想を口々に伝えてくれました。
私も安東流のお片付けに出会っていなければ、きっと実家を片付けきることはできなかったと思います。
そして、実家を片付けるにあたっての
★田舎から出てきた両親が、働いて働いて、念願叶ってやっと建てた家なのに、いざ建ってみたら、母にとって不満だらけのこの家(特にキッチン)を、少しでも快適に使いやすくしたい。
★年齢を重ねた両親が、お互いに不満に目を向けるのではなく、仲良く安心して快適に暮らせるようにしたい。
という目標も、安東流だからこそクリアできたと思っています。
【安東流の本物のお片付け】をもっと伝えていきたい。
美しい暮らしの空間アドバイザーとして、関西中心ではありますが、お片付けにお悩みの皆さんのお役に立ちたいと思っています。
最後まで読んでいただきありがとうございます♪