実家のお片付け10
投稿日2023/02/03
実家のお片付け10
皆様、こんにちは!
兵庫県在住、美しい暮らしの空間アドバイザーです。
"実家のお片付け"をお届けしています。
私の実家の両親は、築20数年の4LDK一軒家に住んでいます。
母は78歳、父は72歳の高齢夫婦です。
前回、1階和室に取り掛かり、天袋からは、約20年前の賞味期限切れの鰹節やふりかけなど、思いもよらない物がでてきて、驚いたり大笑いしながらの作業でした。
納戸がない実家にとって、この一階和室の押し入れは、とても重要な収納スペースです。
2度と、2階の元子供部屋を物置部屋にしないためにも、この押し入れをストックなどの収納として、しっかり活用したいと思います。
まず、2階から移動した、大量のペーパー類の在庫などのストック類、ほとんど出番がないけれど処分に踏み切れない電気ポットや控えの鍋、ホットプレートなども、キッチンに収納スペースが足りず困っているものを、押し入れ左側へ。
そして、押し入れ右側には、引き出しを使って、ひざ掛けや、母のお化粧品や衛生用品など日用品や書類などを収納していきます。
押入れのサイズを最大限に活かすために、安東流お片付けに必須の引き出しに収納していきます。
引き出しのメリットは、やはり奥のものまで簡単に引き出して、出し入れできることと、引き出しを重ねることで、空間を無駄なく使えることではないでしょうか?
両親は、お片付けが始まってから、何度も無印のお店に通って、毎回引き出しを購入するので、店員さんに不思議がられ、母は、『今ね、家の中をぜーんぶ片付けてるんよ。』とニコニコしながら話したそうです。
片付けてることを、嬉しそうに話せるって、よく考えるとなかなかないことだと思います。
『家を片付けてるんだけどね。これが、なかなか思うように片付かなくて。』と全身からお疲れが滲む感じでもなく、
『家の中、ぜーんぶ片付けてるんよ。』と余裕さえ感じる自信満々でニコニコ顔の母。
『屋根裏収納、なかったことに…』って安東先生に内緒にしようとしてた人と同一人物とは思えません。(気になる方は、実家のお片付け3をどうぞ♪)
家の中がスッキリしてくると、人はこんなに変わるんだと証明してくれた母でした。
押入れbefore
after
実は、押し入れの奥行に対して、奥行65センチの引き出しが少し奥まってしまうため、中段のすぐ下の引き出しが出し入れするのに、とても不便でした。
その解決方法として、安東先生がされていた引き出しの奥にめったに使わない物や余った引き出しを置くというのをやってみることに。
余った引き出しはなかったので、引き出しの奥には、今後出番はないだろうけれど処分に踏み切れない電気ポットや、ちょうどいいサイズの空き箱を置き、引き出しを少し手前に出しました。
手前に出すだけで、中段のすぐ下の引き出しは、手を奥まで入れることなく、サッと出し入れしやすくなりました。
ちょっとしたことですが、この小さな工夫が普段の出し入れに対する小さなストレスを大きく解消するのだと思います。
父も母も、引き出しの威力に感動しきりでした。
そして、飾り棚の中もきっちり取捨選択して、隅々まで、磨き上げます!
ごちゃごちゃになっていた小さな床の間もスッキリ!
ん?
安東先生?!
えーーーー!!安東先生?!?!
あれ?
ズームアップ!
布袋さまやん。
こちらがホンモノの安東英子先生♪
親しみやすい温かな微笑み、そして背中に大きな袋を背負っておられる布袋さまに、お片付けの現場に、たくさんのカゴが入った袋を抱えて微笑む安東先生が重なりました。
安東先生のような布袋さまに見守られ、無事に1階和室が完成しました。
和室before
after
お正月などで、子どもたち家族全員集まると、大抵この和室で食事をします。
今までは、嫁に不意に押し入れを開けられるのを恐れていた母でしたが、これからは『いつでもどうぞ♪』って心に余裕ができたそうです。
安東先生のYouTubeでも、【片付けてなくて後悔したことシリーズ】で
”赤ちゃん・幼稚園・保育園”から始まり、”子供が独立するまで”の実体験エピソード全6話を紹介しています。
ドキッとした方、お片付けはお早めに♪
最後まで読んでいただきありがとうございます♪