3人寄ってみたけれど…。
投稿日2024/8/23
3人寄ってみたけれど…。
皆様、こんにちは♪
兵庫県在住、美しい暮らしの空間アドバイザー唐須 栄美子(からす えみこ)です。
お盆に、1年ぶりに2人の友人と3人でランチをしました♪
お互いの子供達が、上の子も下の子も同級生という共通点から、子供達の近況の話題も多く上がります。
友人の1人が、21歳の娘の物で、自分のスペースが占領されてしまったため、寛ぐ部屋がなくなった…とグチをこぼし始めました。
推し活に忙しい娘の部屋は、推しのグッズが溢れているらしい。
グッズ以外にも、洋服なども出しっぱなしで散らかし放題だそう…。
友人が、昔からキレイに片付けているのを知っている私は、部屋を片付けることもしないで、推し活にうつつを抜かしている娘の行動に、さぞかしものすごいストレスを感じているだろうと、気の毒になりました…。
私だったら…
1番大きいゴミ袋を、バッサ〜!バッサ〜!と、
思いっきり音を立てて広げながら、
『片付けろ!さもなくば全捨てするぞ!』
という無言の圧をかけるに違いありません笑
子供達が学生の頃、子供部屋が散らかり始めると、1週間の猶予を与え、約束の日までに片付けなければ、床置きのものは要らないものとみなし、問答無用でゴミ袋行きという我が家の片付けルールがありました笑
もちろん、机の上に山盛りで避難させたりどこかに押し込むのは禁止です笑
1週間の猶予は、母としての優しさです♪
その優しさにつけ込んで、のんびり過ごしている子供達に、3日前になると『あー、あと3日やなぁ。間に合うんかなぁ?』と大きな独り言を呟きます。
前日になると、『そろそろゴミ袋の準備しとこかなぁ。』と、ゴソゴソ動き始め、母の本気度を見せつけます。
約束当日は、朝からバッサ〜!バッサ〜とゴミ袋を広げながら、『子供部屋はどうなったかなぁ?!』と聞こえるように言いながら、一歩ずつ子供部屋へ近づいていきます。
子供部屋の前で様子を伺っていると、娘と息子がお互いに、
『早く早く!早くせなお母さんが来てまう!』と、
まるで鬼でも来るかのような必死さで片付けてる気配がして、笑いを堪えるのが大変でした(笑)
素直な年頃の子供達に通用したこの作戦は、もう大人の強さを身につけた娘達には通用しないかもしれません。
3人寄ればなんやらの知恵で、なんとかならないものかと作戦会議が始まりました。
仕事に遊びに推し活に、忙しくも楽しい毎日を送っていて、散らかっていることが全く気にならない娘に、なす術が見つかりません。
娘の彼氏が来た時はどうしてるのか聞くと、その時だけは必死で片付けるとのこと。
『彼氏が来るタイミングで片付けられるなら、まだ見込みはありそうな気がする。』と言うと、
『いやいや。とりあえず押入れに突っ込めるだけ突っ込んで、片付いた風を装ってるだけ…。押入れ開けられたら終わりやな…。』
その様子を想像した私たち3人を、なんとも言えない絶望感が襲いました…(笑)
気持ちを切り替えようと、一筋縄ではいかない娘のことは一旦横に置いて、ラグとテーブルだけのシンプルな空間が好きだという友人に、”自分だけの寛ぎ空間”をどう確保するか?という方向で話が進みます。
親子3人に対して、部屋数が足りないなら、思い切って引っ越しする?
でも、引っ越しとなるとお金もかかるし、ペットがいるので、なかなか簡単なことではなさそうです。
とうとう”文殊の知恵”は発動することなく、最終的には、『こうなったら、部屋数も足りてないし、娘にはそろそろ自立してもうしかない…。』という結論で終了しました…。
そのうち、"〇〇君のお母さん"だった私が、”お片付けのプロ”として、ゴミ袋をバッサバッサと広げながら、娘の部屋を片付ける日が来るかもしれません(笑)
家族が暮らす家だからこそ、みんなが寛げるように、自分の物はしっかり片付けてほしいものです。
最後まで読んでいただきありがとうございます♪
月・金の朝6:00にブログを定期更新しています。
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